人の印象
先日聴いた経営者の会での印象的な話。
「がんこ」で「偏屈」と言われる。という内容。
他にもたくさんのお話をされていましたが、
今日はこの部分に注目して書いてみようと思います。
「がんこ」で「偏屈」と聞くと皆さんはどんなイメージを持ちますか？
私のイメージは…
着物で盆栽をいじっている無口な高齢男性。
ものすごく偏った実際はいなさそうな人物像ですが
そっれっぽくないですか？(笑)
先日講師をしてくださっていた方は、
一見怖そうで近づきにくいイメージだそうです。
私はそんなことを全く感じたことはないです。
確かに話をしていて時々「がんこ」だと感じることはあります。
だけどそれが悪いことではありません。
その時の話の内容で、私が思うこととその方が思うことが違うだけ。
そしてお互いそれが正しいと思っているからこその現象です。
多分私が相手に対して「がんこ」だと感じている時は、
相手も私に対して「がんこ」だと感じているのではないかと思います。
そんな時は納得いくまで話をして、お互いの落としどころを探す。
もしくは話を聞いてそれがその方の考えだと受け入れる。
そんな感じで関わってきました。
だからでしょうか。
大変な時は助けてくれ、間違っている時は注意してくれる。
そして愚痴も言い合える。
そんな関りができるようになりました。
一見近づきにくいイメージなのは無表情の時の顔が怖いから（笑）
無表情の時は怖い雰囲気の人結構いますよね。
笑うと一気に雰囲気が変わる。
そんな人もたくさんいます。
私がその人に対して怖いと感じたことがない理由。
それはその方が上下関係をきちんとする方だからです。
経営者の会では私が先輩で、
その後に所属した委員会では私が委員長をしていたから。
歳が下であろうが役職が上なら相手が上ときちんと対処できる。
だから私は怖いイメージを持たなかったのだと思います。
組織を離れると10歳くらい年上の方なので普通に話してくださいます。
それを含めて私が感じたその方のイメージは
「ルールを守る」「義理堅い」「自分も含めて曲がったことは許せない」
そこを知らないと「がんこ」「偏屈」「怖い雰囲気で近寄り難い」となってしまいます。
そんなことから人を知ることは思い込みをなくすことだと思いました。
話してみないと分からない。
関わってみないと分からない。
ぶつかってみないと分からない。
でもそれをするには勇気が必要な時もあります。
その人がどんな人か説明書きがあれば楽なのに。
と思うこともあります。
そんな時のために「人の取り扱い説明書」を作りました。
生まれた日で持ち合わせた特性と性質を組み合わせて作ります。
カウンセリングを受けて自分を変えることができても、
人を変えることはできません。
それなら「人の取り扱い説明書」を見てその人の大枠を知る。
そうするだけで対応が変わってくると思います。
そして相手のなんでか分からない行動・発言・考え方の根底を
少しだけ知ることができればストレスが軽減します。
「がんこ」「偏屈」という言葉だけでくくられてしまうと、
その人のイメージはもしかしたら
あまり良い印象には聞こえないかもしれない。
だけど本質を知ると、
「まじめ」
「まっすぐ」
「礼儀正しい」
「曲がったことが嫌い」
「正義感が強い」
「信念を持っている」
素晴らしい人という印象に変わります。
皆さんも一度身近な
「なんでこの人こんな感じなんだろう」
と感じる人の説明書を見てみるのもおもしろいと思います。
作成はご依頼ください。
生年月日が分かれば作成できます。
必要なら解説もいたします。
次回もよろしかったらお読みください。
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